radio labでは2026年10月の番組改編にあたり、全国58局の公式タイムテーブルを9月中旬から10月上旬にかけて照合しました。変更が確認できた52局のデータを集計した結果、新番組は257本、終了番組は198本となっています(局名や番組のカウントはradio lab独自の集計基準に基づいています。オールナイトニッポンのようにパーソナリティの交代で番組名が変わったものは「新番組」に数えず、別枠の14本としています)。

今回の改編データから見えてきた主な傾向は以下の3点です。

  • 新番組の最多は「文化放送」の20本。 次いでe-radio(15本)、MBSラジオ(12本)、CBCラジオとFBCラジオ(各11本)と続きます。
  • 番組の入れ替え率は「FM GIFU」が29.4%でトップ。 MBSラジオ(27.7%)、レディオキューブFM三重(24.2%)、四国放送ラジオ(21.4%)が続きます。分母となる現行番組数が少ない局ほど、数本の改編が率を大きく押し上げる傾向があります。
  • 終了番組の最多は「CBCラジオ」の15本。 interFM(14本)、ふくしまFM(12本)と続き、首都圏のFM局ではTOKYO FM(11本)の多さが際立っています。

新番組数ランキング(上位20局)

順位 局 新番組 終了 現行番組数 入れ替え率
1 文化放送 20 6 182 14.3%
2 e-radio 15 7 133 16.5%
3 MBSラジオ 12 11 83 27.7%
4 CBCラジオ 11 15 124 21.0%
5 FBCラジオ 11 0 109 10.1%
6 Kiss FM KOBE 9 8 117 14.5%
7 ニッポン放送 9 2 115 9.6%
8 エフエム長崎 8 7 140 10.7%
9 J-WAVE 8 5 66 19.7%
10 interFM 7 14 143 14.7%
11 TOKYO FM 7 11 165 10.9%
12 FM FUJI 7 7 106 13.2%
13 K-MIX 7 4 84 13.1%
14 FMK 6 9 145 10.3%
15 RADIO BERRY 6 4 143 7.0%
16 レディオキューブFM三重 6 2 33 24.2%
17 FM GUNMA 6 1 143 4.9%
18 四国放送ラジオ 6 0 28 21.4%
19 RKCラジオ 6 0 32 18.8%
20 KNBラジオ 6 0 108 5.6%

文化放送の20本には「竹田恒泰 ニッポンの目覚め」「ぺこぱ・松陰寺太勇と竹田恒泰のニュース政経塾」といった平日の報道・トーク枠に加え、「指出毬亜・前田佳織里の今夜もモンストップ!」「推しえて?すたぽらじお!」など夜のアニメ・ゲーム系の番組、「トクトク通販生活」のような通販枠まで幅広く含まれます。

e-radio(15本)は自社編成の入れ替えが活発です。「Buy Now」「まいどあり〜。」といった通販・ショッピング枠の変動に加え、「上木彩矢のピエロ☆Saturday」など週末のローカル番組も大きく動いています。FBCラジオ(11本)は「岡野陽一の肉の塊」「櫻坂46 こちら有楽町星空放送局」など、キー局からのネット受け番組が一斉にスタートした影響が大きくなっています。

なお、ニッポン放送は「オールナイトニッポン0(ZERO)」「オールナイトニッポンX(クロス)」「ジェントル!ジェントル?」でパーソナリティの交代が7本ありましたが、番組の枠そのものは続いているため新番組には数えていません。これを除いた新番組は「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」「SHOW-WA/MATSURIのサタデーナイトレディオ」など9本です。

入れ替え率ランキング(上位10局)

順位 局 新番組 終了 現行番組数 入れ替え率
1 FM GIFU 5 0 17 29.4%
2 MBSラジオ 12 11 83 27.7%
3 レディオキューブFM三重 6 2 33 24.2%
4 四国放送ラジオ 6 0 28 21.4%
5 CBCラジオ 11 15 124 21.0%
6 J-WAVE 8 5 66 19.7%
7 RKCラジオ 6 0 32 18.8%
8 Hi-Six 4 1 30 16.7%
9 e-radio 15 7 133 16.5%
10 LuckyFM茨城放送 5 3 54 14.8%

入れ替え率トップのFM GIFUは、全17番組のうち5番組が新番組に入れ替わりました。分母が少ないため数本の変動で率が跳ね上がる構造は、レディオキューブFM三重(33番組中、新6・終了2)や四国放送ラジオ(28番組中、新6)も同様です。

特筆すべきはMBSラジオです。83番組中、新12・終了11と、分母が100近い規模でありながら27.7%の高い入れ替え率を記録しており、今期かなり大がかりな編成のテコ入れを行ったことがうかがえます。CBCラジオ(124番組中、新11・終了15)もAM局としては動きが大きい改編でした。

終了番組数ランキング(上位10局)

順位 局 新番組 終了 現行番組数 入れ替え率
1 CBCラジオ 11 15 124 21.0%
2 interFM 7 14 143 14.7%
3 ふくしまFM 2 12 105 13.3%
4 MBSラジオ 12 11 83 27.7%
5 TOKYO FM 7 11 165 10.9%
6 FMK 6 9 145 10.3%
7 Kiss FM KOBE 9 8 117 14.5%
8 Date fm 3 8 149 7.4%
9 e-radio 15 7 133 16.5%
10 エフエム長崎 8 7 140 10.7%

終了番組が新番組を上回る「枠の整理・統合」を進めた局も少なくありません。CBCラジオとinterFMがその筆頭で、interFMは9月で14本が終了したのに対し、10月の新番組は7本にとどまりました。TOKYO FM(終了11本/新番組7本)や、ふくしまFM(終了12本/新番組2本)も同様に、番組数を絞り込む方向での改編が行われています。

全52局の一覧

順位 局 新番組 終了 現行番組数 入れ替え率
1 文化放送 20 6 182 14.3%
2 e-radio 15 7 133 16.5%
3 MBSラジオ 12 11 83 27.7%
4 CBCラジオ 11 15 124 21.0%
5 FBCラジオ 11 0 109 10.1%
6 Kiss FM KOBE 9 8 117 14.5%
7 ニッポン放送 9 2 115 9.6%
8 エフエム長崎 8 7 140 10.7%
9 J-WAVE 8 5 66 19.7%
10 interFM 7 14 143 14.7%
11 TOKYO FM 7 11 165 10.9%
12 FM FUJI 7 7 106 13.2%
13 K-MIX 7 4 84 13.1%
14 FMK 6 9 145 10.3%
15 RADIO BERRY 6 4 143 7.0%
16 レディオキューブFM三重 6 2 33 24.2%
17 FM GUNMA 6 1 143 4.9%
18 四国放送ラジオ 6 0 28 21.4%
19 RKCラジオ 6 0 32 18.8%
20 KNBラジオ 6 0 108 5.6%
21 FM沖縄 5 6 138 8.0%
22 LuckyFM茨城放送 5 3 54 14.8%
23 FM NACK5 5 2 112 6.2%
24 FM佐賀 5 1 69 8.7%
25 FM GIFU 5 0 17 29.4%
26 エフエム石川 4 3 139 5.0%
27 FMとやま 4 3 135 5.2%
28 BAYFM78 4 2 109 5.5%
29 JOY FM 4 2 133 4.5%
30 α-STATION 4 1 72 6.9%
31 Hi-Six 4 1 30 16.7%
32 Date fm 3 8 149 7.4%
33 FM愛媛 3 6 121 7.4%
34 エフエム山形 3 5 123 6.5%
35 μFM 3 5 124 6.5%
36 FM YOKOHAMA 3 4 128 5.5%
37 TBSラジオ 3 3 124 4.8%
38 エフエム秋田 3 2 150 3.3%
39 FM長野 3 0 121 2.5%
40 ふくしまFM 2 12 105 13.3%
41 NORTH WAVE 2 2 77 5.2%
42 ぎふチャン 2 0 53 3.8%
43 WBS和歌山放送ラジオ 2 0 29 6.9%
44 FM OITA 1 2 130 2.3%
45 FM香川 1 1 36 5.6%
46 FM福井 1 0 116 0.9%
47 CROSS FM 0 3 51 5.9%
48 エフエム岩手 0 3 140 2.1%
49 FM-NIIGATA 0 2 141 1.4%
50 BSSラジオ 0 1 24 4.2%
51 エフエム青森 0 1 146 0.7%
52 V-air 0 1 34 2.9%

集計の方法について

  • 対象とカウント基準: 各局が発表した10月分の公式タイムテーブルと、radio labの収録データを照合しました。10月から新たに編成に入ったものを「新番組」、9月までに終わったものを「終了番組」としてカウントしています。放送局公式の改編リリースで発表される本数とは、基準の違いにより一致しない場合があります。
  • パーソナリティ交代の扱い: 「◯◯のオールナイトニッポン0(ZERO)」のように、番組の枠は続いていてパーソナリティの交代で番組名が変わったもの(14本。ニッポン放送7、FBCラジオ3、四国放送ラジオ2、RKCラジオ2)は、新番組・終了番組のどちらにも数えていません。また、2026年4月時点のradio labの収録データに既に存在していた番組は、10月に新しく見つかった場合でも新番組から除いています。
  • ネット番組の扱い: 放送する局ごとにカウントしています(例:文化放送の新番組がFBCラジオでも放送される場合、両局にそれぞれ1本として計上します)。
  • 入れ替え率の算出: (新番組数 + 終了番組数) ÷ 現行番組数 で算出しています。現行番組数は、2026年10月時点でradio labに登録されているレギュラー番組の総数に基づいています。
  • 除外した局: 改編情報が確認できなかった6局(FM802、広島FM、FM OKAYAMA、エフエム山口、ラジオNIKKEI、ZIP-FM)は一覧から除外しています。これらはあくまで「確認ができなかった」ものであり、改編自体がゼロだったことを意味するものではありません。
  • 詳細情報: 各局の具体的な変更内容は、全国のラジオ局 2026年10月改編まとめ および各局の個別記事をご参照ください。

改編前の編成については 2026年4月〜9月編成アーカイブ で、終了した番組は各局ページの「過去の番組」から確認できます。